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名前にバツを付けられた子はどうなる?大人の都合で「子どもの成長の芽を潰すNG先生」に注意!

わが子が生まれ名前を付けるとき「こんな人間になってほしい」の願いで命名します。

例えば“幸せになってほしい”と心を込めて付けた“鈴木幸子”。

もし、“すず木さち子”だと何だかイメージが違いませんか?

そこで今日は、『1人でできる子になる テキトー母さん流子育てのコツ』の著者の立石美津子が“大事な子どもの名前と成長の芽を潰すNG先生”についてお話します。

 

■名前にバツを付けられた子ども

“鈴木幸子”という名前の子がいました。幸せな人生を歩んでほしいと夫婦で練りに練って考えた名前です。

この子は両親が幼児期から漢字を教えていて小学校1年生のとき自分の名前を漢字で“鈴木幸子”と正しく書くことができました。

ところが持ち帰ったプリントを見るとなぜか名前欄に赤ペンで大きな×(バツ)が付けられていました。子どもの名前に×を付けられてショックを受けたママは学校に抗議に行きました。

すると担任からこのような答が返ってきました。

「まだ、学校では、まだ漢字は教えていません。それにお宅のお子さんは読めるからいいかもしれませんが、クラスのお友達は“鈴木幸子”の漢字は読めません。落し物をした時、戻って来なくなっても知りませんよ」と……。

確かに小学校1年生の1学期はまだ国語で漢字は教えません。でも、間違いではないのに「教えてないから」だけの理由で×をつけるのは子どもの意欲をそぐ対応ではないでしょうか?なんだか先生の都合、屁理屈にも聞こえてきます。

実際はお友達の名前が漢字で表記してあることで、自分の名前以外の漢字も読めるようになります。幼稚園で下駄箱の名前を漢字で書いておくと皆、クラス全員の子の名前を読み分けるようになります。

また、ひらがなしか読めない子に対しても、振り仮名を付けておけば済むことですよね。

 

■混ぜ書きの名前「すず木さち子」は大人の都合

月日が経ち、国語でも漢字が登場してきました。すると今度は「習った漢字は使いなさい」と指導を受ける生徒達。

“すずきさちこ”と書いていた子どもは“木”と“子”が教科書に出てきた途端、“すず木さち子”と書くように言われました。でも、何だか違和感がありませんか?

他の漢字も「学校で習ったら書きましょう」と言われ“きしゃ→き車→汽車”と指導を受けます。

でも、これって大人の都合です。

“汽車”も“鈴木幸子”も「子どもが書けるのならば書いてもOK」とする広い器が教師側には必要ではないでしょうか。そして、今は学年の配当漢字でなくても振り仮名を付ければ与えてもよいことになっています。これを知らない先生でした。

 

■家ではどう説明したらイイ?

お子さんが今後、小学校に入学し、担任からこのようなことを言われることがあっても、家庭では漢字で書けることを否定しないであげてくださいね。

たとえ漢字が間違っていてもいいのです。ひらがなで全部書いて済まそうとする子よりも挑戦意欲があって素晴らしいことです。「漢字で頑張って書いて偉いね」と言ってやりましょう。

もし、学校の方針に配慮するのならば「学校ではひらがなで書こうね。お家では漢字で書いてもいいよ」と言いましょう。結構、子どもなりに上手に使い分けするものです。

 

■「大人の都合」に流されないで

幼児期に早期教育などいろいろやらせていると“小学校に入ってから「僕、もう知っている」と授業を妨害する、新しいことを学ぶとき新鮮味がなくなる”なんてことを耳にすることはありませんか?

でも、これも大人の都合の意見なのではないでしょうか?

教師が教えようとしている時「知っている」と言われたらちょっと話の腰を折られた感じがしてイラッとするからです。

子どもの「僕、もう知っている」の言葉は「知っているから聞きたくない、知っているからつまらない」気持ちで言っている訳ではありません。“知っているからもっと知りたい”、“知っていることをアピールしたい”だけなんです。

算数の授業に一番、集中している子は算数が出来る子だったりします。反対に授業がチンプンカンプンな子はわからないので話に集中できなかったりします。

知っているからこそ楽しいのが子どもです。新鮮味がなくなるなんてことは絶対にありませんので、早いうちに学ぶことは決して悪いことではありませんよ。

 

いかがでしたか。

子どもの成長の芽を大人の都合で潰さないように、学校で否定されても親が一緒になって叱らないようにしましょうね。

 

【参考・画像】

※ wavebreakmedia、yacobchuk / PIXTA

※ 立石美津子(2014)『「はずれ先生」にあたったとき読む本』(青春出版社)

 

【著者略歴】

※ 立石美津子・・・専門家ライター。32歳で学習塾を起業。現在は保育園、幼稚園で指導しながら執筆・講演活動に奔走。自らは自閉症児の子育て中。著書に『一人でできる子が育つ「テキトーかあさん」のすすめ』『小学校に入る前に親がやってはいけない115のこと』『読み書き算数ができる子にするために親がやってはいけない104のこと』『心と頭がすくすく育つ読み聞かせ』『「はずれ先生」にあたった時に読む本』『〈マンガとQ&Aで楽しくわかる〉1人でできる子になる 「テキトー母さん」流 子育てのコツ』

 

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